引越の際の粗大ゴミの処理のしかた

引越しは不要なものを思い切って処分する良い機会なのです。
ただ、小物と違って、タンスやベッドなどの大きいものは、粗大ゴミとなるため普通のゴミ収集では処分できません。
そのため、大型の家財道具などを処分する場合は、市区町村の清掃事務所に連絡して取りに来てもらうことになります。
粗大ゴミの収集日は各自治体によって異なりますので、引越しが決まったら早めに担当窓口に収集の申し込みを行うようにしましょう。
粗大ゴミの収集は有料となる場合が多いです。
収集費用の支払い方法は自治体によって違います。あらかじめ収集費用を支払って回収してもらう場合と、回収した後に料金納付書が送られてきて支払うケースとがあります。
注意が必要なのは、粗大ゴミの中には収集してもらえないものもあります。
例えばピアノやタイヤ、消火器、灯油、耐火金庫などといったものは、購入した販売店に回収をしてもらえないかを問い合わせてみましょう。
購入した所で回収してもらえない場合は、各自治体の担当窓口に相談して処理業者を紹介して
もらうようにしましょう。
引越しの準備をする前に不要となる家財道具を紙に書き出し、どのように処分するのかをリストにして整理しておくことをおすすめします。

家電リサイクル法について

ちなみに家電リサイクル法についてですが、一般家庭が出す家電製品のゴミは、年間60万tにもなり、これまではそのほとんどが埋め立てて処理をしていました。
平成13年に施行された家電リサイクル法は、消費者と家電小売店、家電メーカーの3者の協力で使わなくなった家電製品を再利用し、新しい商品や部品資源として再生する、廃棄物削減のための法律なのです。
消費者に少しの費用の負担がかかってしまいますが、今後何十年何百年と続いていく未来を考えた時に、未来が少しでも住みよい環境を作っていくためのものですので、一人一人地球環境意識を持つ良い機会だと思ってください。

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